聖書との出会い
最初に聖書に出会ったのは約10年前。当時は大学3年生でした。
きっかけは、旅先での信者との出会いでした。
私は友人と2人で韓国へ旅行に行く途中でした。
偶然フェリーに居合わせた2人のクリスチャンとお話することになりました。
一人は、40歳くらいの、もう一人は、大学生風でした。
その時言われたことが頭に残りました。
「だまされたと思って、わからなくってもいいから、最初から最後まで
聖書をめくって見てください。必ず神様の素晴らしさがわかります」
それから数ヶ月後、言われたことを思い出し、聖書をひたすら
めくってみました。一週間くらいかかりました。
細かい文字の羅列に見えました。しかし、知らないうちに神様は
はたらいていたようです。
私は今までにない自分の「傲慢さ」に気がつきました。
自分が感じてる不快感が、実はじぶんの内側から来ていることに
気づかされました。
これが「罪」であるということを知ったのは、さらに4年もあとでした。
日常の上でも、自分の弱さに直面できるようになり、また、力が
与えられたようでした。
自らをたたきなおすため、断食もやりました。
しかし、どうしても弱さや傲慢さはどこまでもついてきました。
それは戦いでした。
ただ、どこかでやはり「自分中心」でした。神様を中心にはしていません
でした。
しばらのち、私の生活は元に戻り、相変わらず不平・不満の多い
ものとなりました。
卒論、就職、入社、、と私の環境はめまぐるしく変わり、いつしか聖書から
離れていったのです。
しかし、就職して1年後、再び聖書に触れるきっかけを与えられ、教会という
もの初めて足を踏み入れました。
つづく