その一
ギターのきっかけ
中学生のとき、何か自分で楽器をやりたくなりました。
たぶん当時流行していたフォーク歌手(松山千春など)の影響でしょう。
そこで、通信教育でフォークギターをはじめました。
アルペシオ、音階、簡単な練習曲、、いままで音楽の時間にねむりこけて
いたのも面白くきけるようになりました。
学校から帰るのが楽しみでした。
しかし、高校受験のとき、時間調整ができす、半年くらいで離れて
しまいました。また、歌いながら弾くということになにか抵抗がありました。
再開
高校時代はクラブ(テニス)と勉強で、ギターからはまったく離れていました。
ちょっと投げ出したことへの心残りはありました。
大学生になり、ある日新宿を歩いていると、メキシコ人と称する
流しのギターにみはまってしまいました。
そのパフォーマンスに感動し、しばらく後、近所のギター教室の
門をたたきました。(兼古隆雄先生)
実に5年ぶりのギターでしたから、また楽しみが増えました。
苦難
ところがなかなか上達しません。
簡単に考えすぎていたようです。
何度も音階練習をし、やっと簡単な曲を人前で弾くようになりました。
はじめての発表会で、「キンポウゲ・ワルツ」(ビッグフォード)を弾きました。
再び離れる
卒論、就職を理由に、ギター教室はやめてしまいました。
その後、就職してからも、一年ほど、離れていました。
しかし、なにかやはり心残りでした。
そんな時、「また始めようかな」という思いがよぎり、兼古先生の家に
再び通うようになりました。
それからです。私が本格的にギターにはまりだしたのは。
いろんなコンサート、コンクール見学をし、公開レッスンを受講したり
しました。
そうして、私は深みにはまっていったのです。
これは、一般的なクラシックギターです。モダンギター、現代ギター
トーレス型モデル、などとと言われたりします。